Q&A 痛い時は湿布を貼った方がいいですか?

Q:痛い時は湿布を貼った方がいいですか?

A:湿布を貼るより、アイシングをする方がオススメです!!

 

湿布とは…

正式にいうと「経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤」といいお薬になります。内服の消炎鎮痛剤と同じ成分の薬剤が、皮膚から局所に吸収し作用する働きがあります。

湿布には消炎鎮痛成分が入っているので、痛みを緩和することができます。しかし、痛みを緩和しているだけで組織を治しているわけでは無いのです。

むしろ痛みの感覚を和らげるので、無理に使いすぎたりして最悪の場合は症状が悪化してしまいます。

組織回復を図りを治す為にはアイシングの方が効果的です😊

 

アイシングとは…

氷や保冷剤などの冷たい物で患部を冷やすことを言います。

血管を収縮させ腫れを抑えるとともに、寒冷によって痛みを感じる神経の働きを抑えることで痛みを軽減させてくれます。また細胞の代謝を抑制し、細胞を一時冬眠状態のようにすることで損傷部の拡大を防いでくれるのです。

したがってアイシングは、痛みや腫れを抑え、また炎症の拡大を防止することで治癒を早めることになります。

 

温めるとは…

最後に温熱療法です。温めることで血流を増やし、軟部組織を柔軟性を向上させます。また関節のこわばり、痛み、筋肉のけいれんを一時的に軽減します。冷えや血流が滞って痛み物質が溜まっている場合は冷やすよりも温めて血行を良くすることが有効です🙆

湿布とアイシングは痛みを緩和するという点では共通します。しかし、湿布には組織を回復する効果が無く、アイシングには組織の回復を促す効果があります。

なので同じ痛みを緩和することを目的に行うのであれば、アイシングはさらに組織の回復も図ることができるので、湿布を貼るよりアイシングをすることをオススメします👍

筋を違えたり、捻ったりして痛めた場合は氷や保冷剤などの氷系の物で患部を冷やすようにして下さい🙇

また関節のこわばりや筋肉の凝りからくる痛みは温めるようにしてくださいね🙇

アイシング後も痛みが持続する場合は、歪みによって組織に負担がかかってるケースが考えられます。その時は歪みを矯正する必要がありますので、ご来院時に相談下さいね😊

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