あっちが痛くなっり、こっちが痛くなったりするのは、なぜ?

皆さん、日によって痛む場所が変わることはありませんか?

腰が痛かったのに、いつの間にか膝や首が痛くなったりしていませんか?

 

今回は痛みの場所が変わるのはなぜかについて紹介します。

症状の原因にもよりますが代表的なものに、、「リウマチ自律神経の乱れ」があります。

リウマチの検査が陰性にもかかわらず、あっちこっちに痛みが出現する場合は自律神経の乱れによるものが多いとされています。

自律神経は内臓や代謝、体温などの生命活動に必要な身体の機能を24時間365日体制でコントロールする神経のことです。

自律神経には、心身を活動的にさせる交感神経と心身を回復・休養させる副交感神経からなります。

交感神経が優位になると、血管の収縮や筋肉の緊張を起こします。筋肉が緊張することにより「痛み物質」が血中に溜まるため痛みを感じやすくなります。

通常は交感神経と副交感神経がバランスよく働くので、一時的に交感神経が優位になり筋肉が緊張し痛みを感じても、その後は副交感神経が優位になり筋肉の緊張は緩和し徐々に痛みは消失していきます。

しかし、自律神経が乱れていると、ずっと交感神経が優位となり、あっちこっちに痛みを感じる状態になるのです。

「自律神経の乱れ」を整えることが、身体があっちこっち痛むのに重要になると思われます。

 


自律神経の乱れを整えるのには、ストレス解消をして生活リズムを正すことが重要とされています。

そこで、、、

自律神経の乱れを整える方法を一部紹介いたします。

 

①運動をする

適度な運動やストレッチは血流を促進し、筋肉の過度な緊張を緩和することができます。

どんな運動でも構いませんが、負荷が高すぎると、かえって不調を招く可能性がありますのでNGです。

ー運動の紹介ー

・腹筋(インナーマッスル)→身体を歪みにくくする

・ストレッチ→筋肉の緊張緩和

・ウォーキング、ジョギング→運動機能の維持・向上

適度な運動は筋肉の過度な緊張を緩和するだけでなく、睡眠の質にも関係していきますので、出来そうなことから試してみてくださいね。

※運動が苦手な方は肩・首まわりを温めたり、入浴することもおすすめです!

 

②質の高い睡眠をとる

心身疲労の回復には休息(睡眠)が大切です。睡眠の時間よりも質にもこだわってみてください。

ー睡眠の質を上げる方法ー

・寝る直前に食事をとらない→消化不良の防止

・寝る前にカフェインを含む飲料を控える→覚醒状態の防止

・寝返りのうちやすい寝具→身体への負担軽減

・日中に適度な運動を行う(腹筋、ウォーキング、ストレッチなど)

質の高い睡眠には、寝具や食事、適度な運動などが関係していますので、ぜひ意識してみて下さい。

 

③バランスの良い食事

食事は身体を動かすための原動力になり、タンパク質、脂質、炭水化物のバランスが重要とされています。

「厚生労働省:日本人の食事摂取基準2020年引用」20~39歳男女の目標は一日にタンパク質(13~20%)、脂質(20~30%)、炭水化物(50~60%)を目標に摂取してみて下さい。

特に炭水化物(糖質)が過多になってしまい、タンパク質が少なくなる傾向になるのでタンパク質の摂取を意識してみて下さい。

そのほかにもビタミン、ミネラルの摂取も重要なので、炭水化物、脂質、タンパク質と合わせて摂取するように心掛けましょう。

ー食事に必要な五大栄養素ー

タンパク質→筋肉・内臓・皮膚・髪の毛をつくるもと

脂質→からだの細胞膜、神経組織・ホルモンの材料

炭水化物→脳にとっての重要なエネルギー源

ビタミン→タンパク質・脂質・炭水化物の代謝を助ける

ミネラル→血液や骨のもとになる

 

④瞑想

自律神経の中枢は脳の視床下部というところです。瞑想は脳を休める効果があり、自律神経の乱れをリセットするとされています。

現代では、必要以上の情報まで入ってくることで、知らず知らずのうちに脳にストレスをかけてしまっており、不調を招く原因になっているかもしれません。

瞑想は心と体をリラックスさせるのに最適な方法なので、試してみてくださいね。

 


あっちこっち痛みが変わるのは、「自律神経の乱れ」が関係しています。

運動後の筋肉痛が治らない、寝ても寝ても疲れが取れない、そんな場合は身体の歪みが隠れているかもしれません。

色々セルフケアを試しても不調が続く場合は、身体の歪みを調整する必要があるかもしれません。その時は相談してくださいね。

 

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