今日はネットなどでよく見かける、テニスボールやゴルフボールなどを背中や腰に当ててセルフマッサージを勧めている間違いについて書こうと思います
この間違った情報をネット上の様々な所でみかけるので、患者さんは信じてテニスボールやゴルフボールなどでゴリゴリして悪くなって来院される方が多くなってきたので正しい情報をお伝えします。
確かにゴリゴリしている間は自分自身の身体の重みで、痛い所を刺激できるので確かに効いてる感じはします。
しかし筋肉、関節、靭帯などに必要以上の刺激が加わり、その場はスッとしますが、後で余計に硬くなります
そしてまたゴリゴリするという悪循環に陥り、硬さ、違和感、ダルさから痛みに変わっていきます
身体は思っているよりもデリケートです。
そうは言っても気持ちがいいからテニスボールやゴルフボールで押さえたくなる。
そんな時のポイントは
1.出来るだけ短い時間にする、理想は5分。
2.気持ちのいい程度の硬さで必要以上に体重をかけて抑えすぎない
3.ゴリゴリしない。1点に圧をかけた後は動かさない
どうしてもの時は、これら3つのポイントに注意して行ってください
あくまで応急処置でする分には、ありかなと思います。
間違っても柔らかくなるまでとか、そのまま寝てしまうとかないように注意してくださいね
それでもどうしてもテニスボールで押したくなる方はこちら