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自分で首や腰をボキボキ鳴らしていませんか?

むやみやたらに自分で首や腰をボキボキ鳴らすと身体に害はあっても得は無いという事実をお伝えしたいと思います

これらの事を理解していただくと、むやみやたらに自分で首や腰をボキボキ鳴らす事が、身体に害はあっても得がないということがわかり、自分で首や腰をボキボキ鳴らしたくなくなるでしょう

自分で首や腰をボキボキ鳴らすと、どうなるかというと?

鳴った時は関節の内圧が下がるので、確かにスッとします

それが正常な位置に収まって音がおまけで鳴る

でも、自分で鳴らすとズレてるのが正常な位置に収まって鳴っている訳ではないので、変にズレます

そしてズレていると関節内圧が高くなり、また鳴らしたくなるという悪循環に陥ります

そして無理にボキボキ鳴らしすぎていると関節は変形してきます

なので自分で首や腰をボキボキ鳴らすという行為は、自分で自分の首や腰を痛めつけているのと一緒のことなんです

私がこのことを知ったのは、以前に勉強会に出席している時の事でした

さらに確信したときは自分で首や腰をボキボキ鳴らす患者さんに、首や腰がズレている人が多いのに気付いたときでした

そこで、自分で首や腰をボキボキ鳴らさないのに越したことはありませんが、どうしても鳴らしたくなる人に3つの注意事項として

1 すぐに痛くならなくても少しずつ関節が変形してきて間違いなく靭帯や関節、軟部組織を痛めるので反動や勢いをつけて鳴らさない。
  間違っても自分の手で顎を持って鳴らさない。

2 靭帯や関節、軟部組織への負荷を最小限にするために、どうしても鳴らしたい時は、ゆっくり動かして、音がゆっくり鳴る程度で鳴らす

3 決して音が鳴るまで鳴らそうとしない(鳴らなければ鳴らないでいい)

これら3つのポイントに注意すれば、自分自身で首や腰を変に痛めつけることを防ぐことができるでしょう

まとめると

1 反動や勢いをつけて鳴らさない

2 どうしても鳴らしたい時は、ゆっくり動かして音がゆっくり鳴る程度でならす

3 決して音が鳴るまで鳴らそうとしない

自分で首を鳴らそうとする行為を繰り返していると靭帯や関節、軟部組織にダメージが蓄積され、ひどくなると変形してしまい手術をしないとどうにもなくなります

なのでこれら3つのポイントに注意して首や腰をケアすることで、自分自身で首や腰を痛めつけることを防ぐことができるでしょう

背骨は特にデリケートな所なので解剖学的な知識、技術が十分にある所で矯正を受けましょう
間違ってもボキボキ鳴らすことを矯正と勘違いしている所へ行かないように注意してくださいね

まずは鳴らしたくなったら、ゆっくり動かすことから始めてください

■それでも首や腰をボキボキ鳴らしたい方はこちら