皆さん、一度はこんな経験はありませんか?
☑ソファやビーズクッションに座っていて腰が痛い、、、
☑ソファやビーズクッションから立ち上がる時に腰が痛い、、、
☑長時間ソファやビーズクッションに座っているのが辛い、、、
なぜ、ソファやビーズクッションに座ると腰が痛くなるのか?
結論からいうと「腰が悪いから」です。 そうです、そのままの答えです。
そもそも腰の関節や筋肉、神経が正常に機能していれば椅子の高さや低さ、柔らかさや硬さ、座っている時間の長さに関係なく、痛むことはありません。
では、腰が悪いとはどういうことでしょうか。
それは腰骨(腰椎)が歪んでいるという事です。
腰椎が歪む原因は様々ですが、一回の衝撃で歪む場合もあれば、積み重なった弱い刺激で歪むこともあります。
背骨は一つ一つに関節があり、連動する作用があります。
どこかに歪みがあるとそれをかばうためにまた他の所が歪みをつくりバランスを保とうとします。その限界を超えると痛みとして現れます。
なので痛みを治療することは根本的な解決になりません。
痛みの原因(=背骨の歪みによる組織の炎症)を治療することが大切と考えています。
話を戻します、、、
なぜ、ソファやビーズクッションに座っていて腰が痛くなるのかについてです。
それは腰の椎間板への負荷が関係します。椎間板は背骨を支える土台です。
下の図は立っている時を100%として姿勢の変化によって椎間板にどのくらい負荷がかかっているかを示しています。
立っているより、座っているほうが椎間板への負荷が大きいとされています。また、座っていて前かがみや腰を丸くするとさらに負荷が大きくなります。
腰椎(特に椎間板)が正常に機能していない状態(歪みのある状態)で座ると「痛み」として身体に異常があることを教えてくれます。
なので、「痛み」を感じるということは腰に歪みがあるということです。
関節の動きが悪い場所(=歪み)を治療することで痛みが緩和されると考えています。
しかし、そこで問題になるのは背骨の歪みは自分では戻せないという事です。
背骨は一つ一つに関節があり連動して全体として動くため、ストレッチや体操では歪みのある部分をピンポイントで動かすことはできません。
ストレッチや体操をしているにもかかわらず、なかなか症状に変化が無い場合は歪みがあるかもしれないので、相談してくださいね。
ソファに座っていて腰が痛くなる原因は様々ですが、痛くなるのには必ず原因があり、それは歪みが関係している可能性があります。
痛みを治療するのではなく、痛みの原因(身体の歪み)を取り除くことが何より大切です。
ソファに座って腰が痛い場合は、まず長時間座らないことを試してみてください。多少痛みがマシになると思います。
それでも腰が痛い場合は、歪みの調整が必要になると思うので、気軽に相談してくださいね。
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